RPAツールの比較と特長~8種厳選~
RPAツール比較実証ラボ開設
このページでは8種のRPAツールの比較を行っていますが、当社ではその8種のうち、世界的にもメジャーなRPAツール、Automation Anywhere A2019、UiPath、国内でメジャーなWinActorの3種類を比較対象のツールとしてご用意しました。更に昨今台頭してきている廉価版のRPAツールから注目の2ツール、アシロボとZappyの2種を実際にご用意し、いくつかの実業務でその動きの違いを見て頂けたり、実際に触って比較頂くことができる、RPAラボを開設しています。実際に見て触ってリアルに比較してみてください。
当社で提供しているサービスの一つ、入札情報速報サービスNJSSを題材に情報を取得して、EXCELにまとめるという業務を3種のRPAツールで動くようにしています。またいくつかのリアルな業務を作ってお見せできるようにしています。貴社にとって最適なRPAツールはどれか事前比較検証ができる環境です。
実際に当社でお見せできるのは現在(2021年2月現在)では、この5種ですが、ベンダーさんのご協力が得られれば順次、RPAツールの種類を増やしていけたらと考えています。是非見に触りにいらしてください。お待ちしております。
RPAツール比較8選
Blue Prismにより、2005年に米国内金融業界における、顧客サービスの手作業プロセスの自動化が実現した事に端を発し、日本のRPA市場も急速に活況を帯び、国内のRPAツールベンダーも主要なところだけで数十社以上が名乗りを挙げた。アメリカを中心にヨーロッパなどのRPAツールベンダーも、続々と日本市場へと進出し始め、更にRPAツールの売上増加に伴い、RPAツールベンダーが乱立、急増している。
その中から、実践を通じてビビッド・ジャパンが、ここまでは比較の上で絞りましょうという、代表的な6つのRPAツールを実践で比較してみます。
RPAツール厳選8選比較一覧
あまり多く羅列しても却って選択に支障をきたすと考え、サーバー型大規模統合型RPAツール2選、サーバーでもデスクトップでも比較的中堅で導入しやすいRPAツール2選、国内製品でデスクトップ型中心のRPAツール2選、さらに廉価版のRPAツールから注目の2選を弊社独断と偏見にて選定したもので実際に触って、取材もして一覧化しました。評価の良し悪しは一切入れておりません。また情報収集のタイミングで最新でない情報や、不明確な情報も含まれます。是非ベンダー様や詳しい方から、最新の情報頂けましたらと存じます。随時更新し、最新の情報でご案内してまいりたいと思います。
現在は以下のうち5種のツールが実際に当社にあり、見て触って頂けます。更にはここに挙げた8選のPPAツールがいつでも弊社にて、見て触って比較頂ける環境も構築するよう目指したいと思っています。
RPAツール製品 | 本社 | Cloud型 | Sever型 | DT型 | 言 語 | 特長 | ノウハウ・実績 | 最小構成価格 | 備考 | |
1 | Blue Prism | UK | ◎ | 英語 |
2001年設立の元祖RPA サーバー中央管理型 強度セキュリティ |
きびしいセキュリティ対策機能を持ち、金融機関や大手企業での導入実績が豊富 | 120万円/年 |
高価、マニアックな設計 ツール自体はとても軽い設計サーバーごとPCにおける |
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2 |
A2019 Automation Anywhere |
USA | ◎ |
英語 日本語 |
2003年に設立 高いセキュリティと高度な管理機能 米国内でのRPAシェアNo.1 |
業種問わず多数の実績 初の本格的クラウド型RPA 日本国内での稼働実績も高い |
1万ドル/年 ※約120万円/年 |
最低構成でj複数のアカウントが発行される ★当社にて見て触って頂けます。 |
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3 | UiPath | USA | ○ | ○ |
英語 日本語 |
動作シナリオの作成、実行、管理 支援などの機能群をモジュール化 |
国内でも大手金融機関や大手広告代理店などへのRPA導入実績を急速に伸ばしている | 52.5万円/年 |
サーバー込構成400万円/年 ★当社にて見て触って頂けます。 |
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4 | Verint | USA | ○ | ○ | 英語 |
業務プロセス分析ソリューション からの派生とも言われている 半自動の考えももっている |
米国内では全自動型で多くの企業への導入実績を持つ、一方国内では半自動の導入が先行 | 100万円前後 | 全自動と半自動で大きく異なる | |
5 | BizRobo! | 日本 | ○ | ○ | 日本語 | ウェブサーバーを1台用意するだけで、複数のロボットを作成でき、それらを同時に運用することができる国産RPAツール。 | 400社以上の導入実績があり、国内実績No.1サービスとの声が高い | 代理店毎異なる |
1ヵ月間ロボットが作り放題・使い放題 従量課金型 月額定額料金でロボットが使い放題 等 |
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6 | WinActor | 日本 | △ | ◎ | 日本語 |
国産RPAツール 国内ではシェアNo.1と評価 「管理ロボ」(サーバー)を提供 |
提供実績は300社超 金融系の実績が多い |
98万円/年 ※開発+実行版 |
実行版は開発版(75万円/年)の4分の1強程度の価格 約24万円 ★当社にて見て触って頂けます。 |
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7 | アシロボ | 日本 | × | ◎ | 日本語 |
純国産RPAツール エディター機能の充実簡便性を追求 2ライセンス単位で提供、月額5万円の低価格だが機能は網羅している |
リリースからさほど時間が経っていない新進気鋭のツール | 月額5万円/2lic |
トライアル版 1か月あり ★当社にて見て触って頂けます。 |
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8 | Zappy | UK | × | ◎ |
英語
日本語 |
英国で元シティバンク情シス担当者が、難しいRPAに辟易して、自分で開発した簡易型RPAツール、価格が破格に安い。 | シティバンクのRPA導入担当だった人物がRPAをもっと簡単に、と立ち上げた会社のツール激安 |
3~5万円/年額 lic数により異なる |
トライアル版あり ★当社にて見て触って頂けます。 |
※比較情報に誤りや最新ではない情報がございましたら、是非お知らせください。よろしくお願い申し上げます。
※実際のコンサル時にはRPAツール選定をお客様の業務用件や将来の展開計画などに基づき、選定支援を行います。サイト上では○×比較評価などは行いません。
保有RPAツールの概要紹介
1)Automation Anywhere A2019
これまでのサーバクライアント型AutomationAnywhere V11に代わって、2019年に発表されたA2019。このA2019の特徴は、100%クラウドサービスでネット環境さえあれば、どこからでも利用することが可能です。
開発環境をローカル端末に用意する必要がないので、ブラウザ環境さえあれば、Windows、Macでも問題なく開発を行うことができます。U/Iもとてもやさしいものになりました。開発中の表示方法もスクリプト、フローチャートの表示を選択、もしくは並列表示できます。 これまでのV11のライセンス体系は引き継がれ、開発ライセンス3つ、実行専用ライセンス1つ、集中コントロールライセンス1つを最小パッケージとし、1万ドル/年というリーズナブルな価格体系を継続しています。AA社が運営するサーバーを利用することで、購入することですぐに利用することが可能です。プライベートクラウドでの環境構築も可能です。
また、当社随時開催の無料研修では、試してみたい機能を実際に使ってみたり、題材をもとに開発演習も行って頂きます。
左図の画面は実際のAAの画面で、入札情報速報サービスNJSSから情報を取得して、エクセルにまとめるというところの情報取得を定義しているビジュアル画面です。
2)UiPath
当社でご用意しているUiPathは無料で使えるCommunity エディションとなります。パソコン単体でサクサク動く快適なツールです。左の画像はVerintと構造はよく似ていますが、フローは判り易い形態になっていて、クリックして右の詳細設定で定義していきます。
録画機能で操作を録画して、人の操作をそのまま覚えていきますが、再生操作をしてもサクサク軽く動きます。当社で操作方法を取得しきれていないため、触り部分しかご紹介できませんが、マニュアル無しでもある程度使える簡単さがあります。
日本語でのマニュアルやサポートツールも充実しているため、取り組みやすいツールと言えそうです。
RPA無料研修でも触っていただくことができます。
3)WinActor
国内では最も著名であり、国産のRPAツール、WinActorも1アカウントのみ用意しております。
WinActorは、2010年にNTTの研究所で産まれた国産のRPAソリューションです。
Excelやブラウザはもちろん、ERPや、ワークフロー、OCRから個別の業務システムまで、多くのRPAツールと同じように、Windows端末から操作可能なら、あらゆるアプリケーションの操作手順をシナリオとして学習し、自動化できることが特長となっています。
純国産なのでマニュアルからシナリオ作成画面まで、すべて日本語に対応しています。
4)Verint(現在は使用しておりません)
ビジネスプロセスを最適化シミュレーションする測定メソッドがもとにあり、RPAツールは、AutomationAnywhererと同じくサーバークライアント形式です。ご用意しているのは、サーバー環境とクライアント環境を、1台の高性能パソコンに同居させて稼働させてご用意しています。
画面は左にフロー、真ん中に録画モードの設定画面、右に詳細定義が表示されており、ビジュアル的にはわかりやすいインターフェイスとなっています。
画面業務はAAと同じものをVerint で稼働させているものです。
人のオペレーションをそのまま真似させるように開発しました。
そのため、イメージ認識を多用したことで、処理速度は人に近いものになっています。もちろん、改良の余地はあると思いますが、当社では、このように、さまざなな種類のツールの特徴が比較検討できることが重要だと考えています。
また、当社の定期請求処理を自動化させるロボットを組んでいました。※現在請求書発行はAutomationAnywhererで稼働しています。
RPAツール導入の考察
対象業務と現状を照らし、RPA導入によって得られる効果とコストメリットを具体的に予測し、目標化した上で、自社に合ったツールを選択・導入することが重要になる。しかし、比較して触れる環境も、まして各RPAツールを実際に見て比較することは一般的には難しいのです。
是非当社「RPAラボ」で実際に3種のRPAツールを見て触っていただき、実体感で比較頂きたいと思います。
一般的にPRA導入した上でのポイントは、大別すると次の3つになる。「売上の最大化」「コスト削減」「生産性の向上」である。
この3つのポイントを鑑みると、RPAを導入するということは、ITツールを入れてシステム構築といった、ITの導入といったシステム部門主導の従来的なものではなく、業務改革そして経営改革にひもづく「BPR」であることが理解されよう。
RPAとExcelマクロの違い
Excelマクロは、「マクロの記録」機能を利用して一連の作業をExcelに覚えさせ、同じ操作が必要になったときには記録したマクロを「実行」することで、作業の自動化を実現させている。
マクロで作業手順を自動化できるのは、マイクロソフト社のマクロに対応したアプリケーションが中心となっている。また、Excel以外の複数のアプリケーションを連携させ、一度に自動化処理するには、かなりの高度な技術力が求められ、一般的には難しい。一方、比較するとRPAツールで作業手順が自動化できるのは、マイクロソフト社の製品はもちろんだが、さまざまなアプリケーションやウェブアプリケーションが最初から対象となる。
しかも、RPAツールは、ノンプログラミングな上にデスクトップライクな画面で、比較的直感的に操作できるので、プログラミング知識を持たない人でも簡単に操作できる、というメリットがある。
RPAツール5種で実際に比較体験
当社ではAutomation Anywhere A2019、UiPathに、期間限定ですが国産RPAの代表格WinActor、廉価版国産RPAではアシロボ、英国製日本語版対応済みの超廉価版Zappyを加えた、6種をご用意したラボを開設し、その環境を活用した無料でツール体験比較ができるようにしています。各ツールの特徴の実際に触って自社に合ったツールはどれなのか、検討にご活用ください。失敗しないRPA導入の第一歩は、自社に合う最適なRPAツールを選ぶことから始まります。4
研修も有償となりますが、いくつかご用意させて頂いております。
PA成功の秘訣から当社の提供サービスまで
RPAツールに関するトピック、成功の秘訣、当社が提供するRPA関連サービスをご紹介
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RPAソリューション関係
・RPAとは
・RPA導入を阻む5つの誤解
・RPAツールの比較と特長
・RPAツール選定の為の3種検証比較
・RPAツールハンズオン型実践研修サービス
・RPAツール3種実機比較デモ無料講座
・RPAツール3種比較体験無料研修「受講者の声」
・RPA導入支援サービス
・RPA導入事例
・RPAラボ
・RPA導入その成功と失敗
・働き方改革の切り札RPA
・中小中堅企業におけるRPA導入のハードル
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