認知症という病名はありません
認知症とアルツハイマー
認知症は病名ではありません。あくまでも、認識したり、記憶したり、判断したりする能力が何かしらの原因で障害を受けて社会生活に支障をきたす状態のことです。認知症のもっとも多い原因はアルツハイマー病です。アルツハイマー病は脳の神経細胞が減少する、脳の中で記憶を司る海馬を中心に脳全体が委縮する、神経細胞に糸くず状の神経原繊維に変化が見つかることがわかっています。
アルツハイマー以外の原因は
脳梗塞などを原因にした血管性認知症で血管障害から、脳細胞を壊してしまった場合に発症するもの。私の父は老化もあるんですが、過度のアルコール摂取による脳の萎縮が原因と診断されています。俗にいうところのアルコール中毒ということなんですが、認知症が進行する前まではいつお酒を飲んだから、次は何時という具合に自分に決めごとを作っていたのですが、それがわからなくなって、酔いがさめると呑むという本当のアルコール中毒になっってしまったという感じです。このように薬物中毒が脳には本当に悪いようです。
アルツハイマーの治療について
アルツハイマー病の根本治療はまだありませんが、抗認知症薬で進行を遅らせることができるようになりました。私の父の場合もドネペジル塩酸塩を処方されてますが、気のせいか、進行が止まってるどころか、かなり良くなってるように思います。
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