家族が徘徊・迷子でいなくなったらどうするか
父が行方不明タクシーは認知症の人だけでは乗せてくれない
初めての行方不明は同居してる母にしてみれば、これが、単なる外出なのか、徘徊・迷子で帰ってこれないのかがわかりません。しかし、夜になっても帰ってこないし、やはり普通じゃないと判断。警察に連絡を入れた。すると、しばらくして、コンビニエンスストアの店長さんから電話があった。ちなみに父は自分の名前、電話番号を言えるらしいのです。そこで、コンビニの店長さんはお店の前でうろうろしている父を不審に思い、保護して、電話をかけてくれたようです。車の運転ができない母はタクシー会社に電話して、コンビニまで回してもらって、自宅まで連れてきてもらおうとしたのですが、「認知症の方を一人で乗車させることはできません。」と断られてしまいました。そこで、タクシーを自宅に呼んで、コンビニまで迎えに行ったらしいです。また、その時は自転車で迷子になったので、後日、次男にレンタカーを借りてもらって、取りに行ったそうです。全部で3万円ほどかかったらしいです。
2回目は警察に保護されました
年金生活している家庭にとっては大きな出費ですし、これからもこんなことが頻繁に起きたら、経済的にもどうやって対処すればいいのかと母は悩んでいました。この時は母に警察から直接電話がありました。炎天下でうろうろしてるので保護したところ、帰る道がわからなくなったと。電話で警察官の方は「今、迎えにくることができますか?」母は今はすぐに行くことはできないと答えたところ、警察官がマイクロバスで自転車と本人を自宅まで送ってくれたそうです。初めていなくなってしまった時はパトカーで自宅まで来られても恥ずかしいとか周りの人に知られるとかいろいろ考えてしまったそうですが、経済的なことも含めてそんなことを気にしてる場合じゃないという結論に至ったようです。母自身ももう疲れてしまったのでしょう。
言い方は悪いけど警察を頼るのもありじゃない
もし、家族が認知症になって警察に保護されるようになってしまったら、どうでしょう。本人も辛いでしょうけど、家族はもっと辛いと思います。実際に本人に聞いてみたところ、本人は特に自分が何かおかしくなってるという意識はないのです。試しに俺の名前わかるかって聞いてみても、父は「そんなに俺はボケてないし。」って笑って答えるのです。こんな父が迷子になってしまうなんて、私にはまだ信じられないのです。毎日、新聞を読んで、家庭菜園で美味しい野菜を作ってる父は、前と変わらない普通の元気な父なんですよ。毎日、一緒に住んでる母にしてみれば、私よりもっと辛いと思うのです。だから、警察に頼るのも、福祉制度を頼るのもよいと思います。同じ辛さを感じてる人が少しでも楽になるように、私はお守りGPSを使ってもらえたらと思います。お守りGPSは本人が持ってさえいればいつでも位置をスマホ、パソコンで調べることができます。父もお守りGPSを持つことで少し安心できるようで、本当の意味でのお守りになっています。
■GPS活用コラム |
その1:GPSのしくみ |
その2:GPSが利用される場面 |
その3:認知症による徘徊・迷子は突然に |
その4:認知症の方へのGPSの持たせ方は、ずばりコレ! |
その5:半年ぶりに会った父は不思議なことに |
その6:認知症とアルツハイマー病 |
その7:高齢者、認知症の方を狙う詐欺 |
その8:認知症による徘徊・迷子になったら家族はどうするか? |
その9:最近はよく警察の厄介になってます 要介護1です |
その10:認知症発症予測AIとは 認知症学会 |
その11:GPSの精度が悪い場所、地域があります |
その12:認知症の父は自分でお守りGPSを持って外出します |
その13:デイサービスにいる間が母の唯一の休憩時間です |
その14:認知症サポーター養成セミナーに参加しました |
その15:お守りGPSのもう一つの使い方 強盗・窃盗・防犯・盗難 |
その16:これは認知症の症状なのか?父の不思議な行動 |
その17:お守りGPSで生存確認・見守りに活用する(振動感知機能) |
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